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住宅ローン団信告知義務違反　Ｍさん 　2019年1月18日

昨年春に住宅ローンを組みました。
契約の際に団信の説明で不動産仲介業の担当から団信の説明を受け、持病（高血圧な
ど）があると話したがそれくらいなら記入しなくて良いと言われ、自分も無知だった
為言われるとおりに持病等なしで記入しました。

先日に書類を見直した際に告知義務違反に当たることを知り、担当営業へ連絡するもそれくらいはみんなしている、銀行へも相談したが再告知したとして契約解除になれば一括返済などの可能性がありそれはおすすめ出来ないと断られました。

今後の進め方としてどうするのがよろしいでしょうか。

質問投稿先　無料WEB相談

　住宅ローン団信告知義務違反　 回答者 ＦＰ鈴木　美和子

Ｍさん、こんにちは。
住宅ローンの団体信用生命保険について、持病を告知しなかった場合のご相談ですね。

団体信用生命保険は、保険商品ですので、告知をきちんとする義務があります。
そのため、もしＭさんに万一の事があった場合、告知をきちんとしていないと住宅ローンを返済するための保険金がおりない可能性があります。

ただし、正直に追加告知をすることで、不動産会社や銀行担当者が言っているように、下記のようなことも懸念されます。
金融機関は、万が一の際には保険金がおりるのが前提で住宅ローンの融資をしていますので、告知内容で団信加入が出来ない場合には、融資の一括返済を求められる可能性もでてきます。

ただ、このままでは、万が一のことを考えると不安なことだと思います。
一つの手段として以下のような方法はいかがでしょうか。

住宅ローンを組んでから１年たてば、他行で借換えを行うことが可能です。
当初の住宅ローン契約から１年経過したら、他の金融機関できちんと告知をして借り換え申請をし、Ｍさんの条件で融資を受けることが可能な金融機関を見つけて、借換えの見通しがたってから、現在借り入れている金融機関に、追加告知をしてみてはいかがでしょうか。

現在の金融機関が団信告知により契約解除となった場合でも、他行融資審査が通っていれば、費用負担はかかりますが、一括返済に備えることも出来ます。
追加告知が問題なく承諾できた場合には、新規申込金融機関には申し訳ないですが、手間以外の費用負担はかかりませんので、デメリットはそれほどないと思います。

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