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事前審査後のカードローン利用する影響　 Ｆさん 　2018年10月３日

はじめまして。今、新築マンションの購入を検討中の32歳の育休中の会社員です。
主人が過去に債務整理をしており、かつ、個人事業主のため異動情報が消えておらずローンが組めないため私でローンを組もうと思っています。

しかし、育休中のために単独では難しいとのことで、フラット35の親子リレーであれば可能性があると言われました。

収入合算をすると900万くらいになるため購入したいマンションの融資は十分受けられるとのことです。

しかし、お恥ずかしながら育休中であることで収入が減っていること、主人の月々の収入が疎らなため現在クレジットカードは分割払いにて対応中（もちろん私名義のカードで今まで支払いの遅延はないです）で、今回の物件を購入するにあたり、手付金が必要となるのですが、それを払うと瞬間的に生活が厳しくなるためカードキャッシングが30万ほど必要になります。

ですが、これも一時的で支払いの目処が立ってるのですぐに全額返済は可能です。
おそらく、事前審査は通るのかなと思っているのですが本審査の際、カード分割払いと30万のカードローンがどう影響するか心配しています。

ちなみに直近でもカードローンで10万ほど借り入れてますがすぐに返済しております。今回は手付金がなければカードローンする予定ではなかったので、審査の際、また借りてるという印象を与えかねないかな、と思いました。

一応、わたしの会社、また、父親の会社は銀行からすると公務員レベルで評価は高いそうです。
過去、わたしは支払いが滞ったことは一度もありません。
ちなみに育休あけたら働くつもりです。
不動産屋の審査部の方には私の年収はフルで働いていた時の450万ほどの年収でみてくれるなんてこともいってました。

このような状況でフラット35は通る可能性はあるのでしょうか。

質問投稿先　無料WEB相談

　事前審査後のカードローン利用する影響　 回答者 ＦＰ鈴木　美和子

Ｆさん、こんにちは。
親子リレーローンの連帯債務者が育児休業中で、カードローンの借入もある場合にローンを借り入れられるかのご相談ですね。

親子リレーローンは、親子で払っていく住宅ローンなので、親も子も信用情報を確認することになります。

連帯債務者になるＦさんご自身はまだ育児休業中で、借入時に復帰していないという状況ですね。
フラットですと、金融機関において「復職の確実性」及び 「休業期間の返済の確実性」について懸念がないことが確認できた場合は、復職予定後の予定収入にて、年間収入とみなします。

住宅ローンの借入条件の審査基準は、
１.年収　２.勤務先、３勤続年数、４、現年齢、５、返済完了年齢、６、年収に対するローン返済負担率、７、延滞履歴の有無
などです。

６．年収に対するローン返済負担率については、不動産屋の審査部が問題ないといっているのであれば、ここについてはクリアしていると思われますが、あくまで金融機関が審査するものになります。

クレジットカードの分割払いは、この返済比率に影響してきますので、念のためご自身でも試算してみるとよいでしょう。

（住宅ローンの年間返済額＋本審査時点のＦさんのカードローン年間返済額）÷（お父さんの年収＋Ｆさんの年収）＝返済負担率

参考例での金融機関の住宅ローン審査の返済負担率は、

年収400万円以上　の場合は３５％以下

となっていますので、これを下回っていれば、借入できる可能性はあると思われます。

フラット３５の場合には、事前審査で通ったとしても、あくまで窓口の金融機関の審査になりますので、機構が審査する本審査でフラットが通るかはわかりません、当然事前審査後に、カードローン利用をすることは、窓口の金融機関の審査へは、マイナスの影響ポイントになります。

もしカードローンを利用することが回避できないことであれば、住宅の契約もまだであれば、カードローンを借り入れた後に、フラットの本申込をして審査が通過するかを確認したほうがよいのではないかと思われます。

このようなケースですと申し込みを行う金融機関や申し込みの仕方など、注意して行う必要があります。

この無料相談では、具体的な金融機関名はお伝えする事ができないルールになっています。

当社の有料相談にご参加いただければ、Ｆさんの状況に適した金融機関や、フラットの申し込みのやり方など、Ｆさんの状況を良くお伺いした上で、最適な金融機関や住宅ローンをアドバイスさせていただきます。

ご自宅に居ながら本格的FP相談サービスが受けられる有料相談です。

ZOOM（テレビ電話）を利用した相談サービスなので、ご自宅に居ながら面談と変わらぬクオリティーの相談サービスが受けられます。

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