住宅ローン減税を受ける方が得なのか? 質問者 プッチーニさん 2013年8月29日
会社員で年収1000万円です。
来年新築されるマンションを購入予定です。
マンション価格は5200万円で当初は下記のローンを考えていました。
ところが現在住んでいるマンションが売却できて3000万ほど追加で頭金が入れられることになりました。
そのため1000万を5年間借りる方向で考えていましたが、1000万円借りるだけでも諸経費がかかるため、当初のローンの手続きを取って、1年または2年減税を受ければ、諸経費分くらいは戻ってくるのではないかと考え始めました。
つまり、すぐに3000万円を払うのではなく、1,2年減税を受けてからの方がお得な気がするのですが、実際はどうなのでしょうか?
【住宅ローン】
借入額: 4000万
頭金 : 1200万
利率:0.775%(マンションの提携ローン/変動金利)
返済期間:20年
返済開始月:平成26年4月
質問投稿先 無料WEB住宅ローン相談
住宅ローン減税を受ける方が得なのか? 回答者 FP熊谷
プッチーニさん、こんにちは。
住宅ローン減税の質問についてお答えします。
来年度に予定されている消費税増税案は、マンション購入の場合、平成26年3月31日までの引渡しか、平成25年9月30日までに売買契約をすることで、現在の5%が適用になり、それ以降には、8%の増税が予定されています。
住宅ローン減税も、消費税増税に合わせて変更されます。
消費税5%の購入時には、年末残高2、000万円までの1%(最大年間20万円)の減税ですが、消費税が8%の購入時には、年末残高4、000万円までの1%(最大年間40万円)が減税対象になります。
返済開始月を見ても、プッチーニさんは、消費税5%に合わせての購入と思われるので、住宅ローン減税は、2、000万円の残高までが対象となります。(4、000万円の借り入れがあっても、2、000万円までが対象ということです)
住宅ローン諸費用も、金融機関によっては、融資額の2%程度支払いが必要なケースもあるので、仮に2%の融資手数料がかかる金融機関であれば、4、000万円の借り入れは、4年分の住宅ローン減税に匹敵するということになります。
諸費用などが不明なので、正確な回答はできませんが、考え方としては、住宅ローン減税対象の2、000万円前後で借り入れをして、住宅ローン減税後や金利上昇時に追加で繰り上げ返済をするというのが有利になると思います。(金利が低いので、住宅ローン減税の効果の方が有利になりそうです)
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