住宅ローンの借り換え 質問者 Aさん 2015年6月1日
こんにちは。
住宅ローンの借換えについてご相談なのですが、10年程前に新築マンションを購入し住宅ローンを組んで支払っています。
現在のローンの率は2.7%で、現在の金利から言えば割高に感じられ、借換えを検討している所ですが、先日、他行にてシュミレーションしてもらい借換えが出来ないようでした。
マンションを購入した時は、健康であった為、問題なくローンが組めたのですが、2年程前に動脈瘤が出来てカテーテル治療を行いました。
やはりこのような状況では、ローンの借換えは困難なのでしょうか。
また、現在、ローンを組んでいる銀行での内容は10年固定で、平成30年までとなっています。
その後、継続して新たに10年固定を組む場合は難しくなるのでしょうか。
こちらの銀行では、購入時に3年、その後は他行では借換えをせず、同銀行で10年固定に組みなおしました。
その時には、健康状態による診断はなかったように思えます。
文章が長々となってしまいましたが、2年前に発覚し治療した動脈瘤があれば、他行での借換えができるところがあるのかというのと現在ローンを組んでいる銀行は継続して組めるのかという点をお聞きいたしたく、ご諮問させていただきました。
よろしくお願いいたします。
質問投稿先 無料WEB相談
住宅ローンの借り換え 回答者 FP金指 恵子
Aさま。こんにちは。
ローンの借り換えについてのご相談ですね。
2年前に動脈瘤の治療をされたとのこと。
確かに、別の金融機関での借り換えとなるとハードルとなりうる可能性も高いです。
金融機関ローンでは一般的に団信加入が必須となるのですが、
直近で入院や手術をされていると団信保険に加入できず、ローンを組めないというケースもあります。
団信の診断基準は引き受け保険会社によって若干異なってきます。
以前に治療を受けた際の詳細や完治した後の経過観察の有無などの告知をしていただいたうえで、団信の加入が可能かどうか審査されます。
医師の診断書を求められるケースもあります。
審査基準の情報は、残念ながら公開されていないので、ご自身でいくつかの金融機関にあたってみていただくしかない状態です。
告知内容が同じでも、NGとなるのかOKとなるのか、金融機関でかわってくるケースもあるので、2−3あたってみていただくことをお勧めいたします。
団信加入が困難だった場合には、団信が任意加入となっているフラット35で組むというケースも。
死亡時のリスクを回避されたい場合は、一般の生命保険で団信に代わる死亡保障の保険に加入をするという手段もあります、保険料が高くはなりますが、引受緩和型生命保険にご加入できるのかも検討材料となってきます。
フラット35の団信では告知義務が3年以内の所定の病気となっているので、期間をあけて、その範囲をはずれてくる時期であれば、団信こみでローンを組める可能性もでてきます。
現在借りている銀行で、当初の固定期間が終了後、別の期間のものを選択するというのは、借り換えにあたりませんので、あらためて団信の審査を受ける必要性はないです。
ですので、健康状態についてお話いただくことはないかと思います。
他行さんやフラット35への借り換えの場合には、あらためて団信の審査が必要となるので、上記の問題がでてきます。
また、借り換えの場合には、そちらにともなう諸経費も発生してきますので、その費用込みで借り換えのメリットがどの程度あるのか、検討されることをお勧めいたします。
ご自身1人で、すべてを進めていこうと思うと、難しい部分も多々あると思います。
そのように1人では難しい部分が多い住宅ローンの借り換えを、当社ではサポートするサービスを用意しています。
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住宅ローンの借り換え 質問者 Aさん
金指 恵子 様
お世話になっております。
分りやすく丁寧なご回答ありがとうございます。
なるほどですね。審査基準は銀行によっても異なってくるでしょうから、いくつかあたってみることにします。
また、どこも審査が通らなかった場合はフラット35の団信での告知義務のことを考え手術後から3年以上の期間をあけても視野にいれ考えて行きたいと思います。
また、いくつかの審査をして疑問点等があればご相談させて頂きたく存じます。
取急ぎ、お礼まで。
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