退職前の住宅ローン 質問者 マリアさん 2015年4月23日
現在千葉在住マンション所有ローン残高600万
勤続年数35年以上 資産あり 持病(高血圧治療中)
年齢本人58妻52(無職)妻の出身の静岡への移住予定物件購入のため、住宅ローン希望額1300万円(物件1800万)
退職前に借入を考えています。借り入れてからの退職は違法ですか?
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退職前の住宅ローン 回答者 FP金指 恵子
マリアさん。こんにちは。
まずは住宅ローンを組めるのかどうかという部分があるかと思います。
住宅ローンの基本原則としては、ローンを組む住宅に住み、その場所から通って勤務し、定期的な収入をえられるかというところになってきます。
住宅ローンとするには千葉のマンションを売却し、静岡にご自身で住む住宅を購入し、勤務場所に通えるかという観点になります。
勤務地から通えない場所の住宅購入となると、セカンドハウスローンが対象になってくるかと思います。
現在居住中の千葉のマンションの売却やローン残債をどう対処するのか、持病があるとのことなので、団体信用生命保険の加入ができそうなのかどうか、ご本人お一人でのローンが難しい場合、親子リレーなどの活用を検討できるのか、また、金融機関によっては退職間際の方の場合、退職金の有無や年金などを確認するケースもあります。
そういったマリアさんの周辺事情によって、新たに住宅ローンを組めるのか。
組んだとして、どのように返済計画をたてていくのかというのが問題かと思います。
また、住宅ローンの契約は通常、勤務状況などがかわれば、金融機関さんにお知らせいただくのを原則としています。
契約時と状況が変わっていて、その事実を金融機関さんが把握されていれば、契約違反として、ローンの一括返済など求められるか、もしくは、新たに条件を見直してのローンとなる可能性もあります。
そのリスクを前提としていただく必要はあるかと思います。
ますは、有料相談で、より詳細な状況をお話しされることを前提に、ローンを組めそうかどうか、返済計画をどうたてるのか、ご相談されることをお勧めいたします。
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