親子間の住宅売買について 質問者 Aさん 2014年3月19日
こんにちは、質問させてください。
私の実家から、私の夫に父親名義の土地を買って、家を建て直し、 2世帯住宅にしてほしいと言われています。
父は69歳、まだ住宅ローンが1200万円程残っているそうです。
高齢のうえ、自営業で収入も安定しないため、支払いに不安があるようで、 土地を売りたい考えです。
ただ土地を売るよりも、娘の婿に土地を売り、家を2世帯住宅に建て替えてもらい、 自分たちも住みたいと…
父としては土地を1800万で売りたいそうですが、 本人が言うには不動産屋に聞いたところ 土地の評価額は3000万位だろうと言っています。
そこで質問です。
?住宅ローンの残っている土地(建物込)を購入するのは可能かどうか?
?そういった場合、住宅ローンを組むには、どこへ相談に行けばよいですか?
?安く土地を譲り受けた場合みなし贈与税がかかるのは避けられませんか?
中古のマンションを買った方が安く済むので、私としては正直高くついてしまうなあとの思っています。親孝行を考えると無下に断れません…
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親子間の住宅売買について 回答者 FP熊谷 正和
Aさん、こんにちは。
住宅ローンの質問についてお答えします。
親子間売買で、住宅ローンを利用する予定ということですが、個人間売買では、住宅ローンを利用できないケースがあることも考えられます。
銀行で住宅ローンを利用する際に、不動産売買契約書・重要事項説明書・物件概要書などを銀行が求めてくるケースが考えられるので、親子間売買をする際には、不動産会社や、不動産鑑定士、司法書士などに依頼する必要があると思われます。
まずは、借り入れ候補となる銀行に、借入条件について確認してみて下さい。
銀行の融資の際に影響してくる部分でもありますが、不正融資を避けるため、上記契約書類など適正額での不動産契約をした証拠を銀行が求めてくる可能性もあるので、低額譲渡での不動産契約では、住宅ローンが利用できない可能性が高くなりそうです。
また、贈与税の問題もあるので、売買金額の設定には注意が必要です。
このあたりの対策も、お父様と話し合って、資金面のことなど対策案を考えてみてください。
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