繰り上げ返済について 質問者 わっきさん 2014年1月20日
初めまして。
いつも参考にさせて頂いております。
毎年繰り上げ返済をする方がいいのか、10年経過してから繰上げ返済すべきか、 繰り上げ返済についてアドバイスをお願い致します。
当初借り入れ金額:3000万円
借り入れ時期:2010年11月
金利:フラット35s
固定金利 1.3%
返済期間:35年
返済方式:元金均等返済
借り入れ残高:2300万円
住宅:長期優良住宅 (1.2%)
これまで何度か、繰上げ返済を年間100万円を行っております。
平成25年末の借入残高は23,571,480円です。
また平成22年より35年ローンを行いましたが過去期間短縮型で繰り上げ返済を何度かした結果
現在の完済時期は平成53年8月となっております。
ちなみにですがフラット35sで契約したため
平成22年より10年間で平成32年までの金利は1.3%
平成32年より10年間で平成42年までの金利は2.0%
平成42年より10年間で平成53年までの金利は2.3%
となります。
2014年1月より今後も毎年100万円ずつ繰り上げ返済すべきか、住宅ローン減税の終了後に繰り上げ返済相当分を一気に700万円返済した場合のどちらが効果が高いでしょうか?
お手数おかけしますが、よろしくお願い致します。
質問投稿先 無料WEB相談
繰り上げ返済について 回答者 FP熊谷
わっきさん、こんにちは。
住宅ローンの繰り上げ返済の質問についてお答えします。
2010年度の住宅ローン減税は,一般住宅の場合は、年末残高5、000万円までの1%が控除対象(長期優良住宅は、年末残高6,000万円までの1.2%が控除対象)になるので、今回は全額住宅ローン控除対象になるとしてご案内します。
それでは、繰り上げ返済と住宅ローン減税、どちらを優先させるべきか、概算値のシュミレーションをご案内します。
シュミレーションの条件は、次の2パターンで比較しています。
1.毎年1月に100万の繰り上げ返済をする場合
2.住宅ローン控除が終了後にまとめて返済する場合
<1.毎年1月に100万の繰り上げ返済をする場合>
繰り上げ返済軽減額 2,937,050円
住宅ローン減税合計額 1,231,500円
<合計額 4,168,550円>
<2.住宅ローン控除が終了後にまとめて繰上げ返済する場合>
繰り上げ返済軽減額 2,621,047円
住宅ローン減税合計額 1,482,000円
<合計額 4,103,047円>
今回のシュミレーション結果では、上記のように、1番目の毎年100万円を繰り上げ返済していく方がより有利なようでした。
上記を参考に、頑張って返済をしていきましょう。
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