フラット35Sとは、フラット35を申込みをする時に、省エネルギー性や耐震性などに優れている住宅を取得した場合に、フラット35の借入金利が一定の期間引き下げてもらうことができる制度です。
フラット35Sを適用してもらい、一定期間金利をさげてもらうためには、フラット35で規定されている技術基準に加えて、フラット35Sの技術基準にも適合するということを証明する、検査機関による物件検査を受けた適合証明書が必要になります。
フラット35Sが利用できるのは、新築住宅の建設・購入及び中古住宅の購入の場合のみになり、借換融資の場合は利用することはできません。
なお、フラット35S(金利引下げ幅年▲0.25%)には予算金額が決められていて、予算金額に達する見込みになると、受付が終了されます。フラット35Sが終了する場合は、約3週間前までに、フラット35のホームページにて終了日が告知されます。
フラット35Sの金利プランは、以下のように2つのパターンがあります。
1.<フラット35S(金利Aプラン)>
フラット35の借入金利を、当初10年間にわたり、年0.3%を引き下げるタイプです。
金利プランの名称 |
金利引下げ幅 |
フラット35S(金利Aプラン) |
当初10年間 年▲0.25% |
2.<フラット35S(金利Bプラン)>
フラット35の借入金利を、借入当初の5年間にわたり、年0.3%引き下げるプランです。
金利プランの名称 |
金利引下げ幅 |
フラット35S(金利Bプラン) |
当初5年間 年▲0.25% |
試算例
借入額3,500万円(融資率9割以下)
借入期間35年
元利均等返済、ボーナス返済なし
借入金利年1.36%※の場合
※平成29年10月に、フラット35を取り扱う金融機関が最も多く提供したフラット35の金利。(返済期間が21年以上35年以下、融資率9割以下の場合)
|
フラット35 |
フラット35S |
|
金利Aプラン |
金利Bプラン |
||
借入金利 |
全期間 |
当初10年間 |
当初5年間 |
毎月の返済額 |
全期間 |
当初10年間 |
当初5年間 |
総返済額 |
37,720,831円 |
36,997,726円 |
37,331,403円 |
フラット35 |
− |
▲723,105円 |
▲389,428円 |
・試算結果
フラット35S(金利Aプラン)→ フラット35よりも、約72万円お得になります。
フラット35S(金利Bプラン)→ フラット35よりも、約38万円お得になります。
フラット35Sの対象になれる方は、次の1及び2の要件を満たすことが条件になります。
1.フラット35Sの受付期間中に、フラット35Sの申込みをすることができる金融機関へ、借入れ申込みを行う。
2.フラット35の技術基準に併せて、フラット35Sの技術基準に適合しているかを証明する「適合証明書」を、申込み先の金融機関へ提出する。(「適合証明書」を提出するタイミングは資金の受取前までで、申込時に提出ではありません。)
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