繰り上げ返済と住宅ローン減税 質問者 Y.Sさん 2013年12月14日
繰り上げ返済と住宅ローン減税でシミュレーションをお願いできないでしょうか?
毎年100万円の繰り上げ返済が可能な状況ですが、毎年繰り上げ返済をするのと、住宅減税終了後(10年後)に1,000万円繰り上げ返済するのとではどちらがよろしいでしょうか?
借入状況は下記の通りです。
借入時期 2013年7月 25年(元利均等返済)
借入額 2,500万円
金利 0.975%(変動金利)
年末借入残高 約2450万円
毎月の返済額 約75,000円(年2回のボーナス月は約19万円)
よろしくお願いします。
質問投稿先 無料WEB相談
繰り上げ返済と住宅ローン減税 回答者 FP熊谷
Y.Sさん、こんにちは。
住宅ローンの繰り上げ返済の質問についてお答えします。
2013年の住宅ローン減税は、一般住宅の場合、年末残高2、000万円までの1%が控除対象になります。(長期優良住宅の場合は、年末残高3,000万円までの1%)
今回は、一般住宅の場合で、年末残高の1%である住宅ローン控除額が全て控除対象としてご案内します。
それでは、繰り上げ返済と住宅ローン減税、どちらを優先させるべきか、概算値のシュミレーションをご案内します。
シュミレーションの条件は、次の2パターンで比較しています。
1.毎年100万円を繰り上げ返済する場合
2.住宅ローン減税終了後に、1,000万円を繰り上げ返済する場合
<1.毎年100万円を繰り上げ返済する場合>
繰り上げ返済軽減額 1,377,185円
住宅ローン減税合計額 1,524,000円
<合計額 2,901,185円>
<2.住宅ローン減税終了後に、1,000万円を繰り上げ返済する場合
>
繰り上げ返済軽減額 1,065,805円
住宅ローン減税合計額 1,890,700円
<合計額 2,956,505円>
今回のシュミレーション結果では、変動金利の金利上昇がないとした計算ですが、住宅ローン減税後に繰り上げ返済をする方が、より有利なようです。
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