繰り上げ返済と住宅ローン減税 質問者 mamekoroさん 2014年6月2日
はじめまして。
初めての繰り上げ返済を検討していますが、住宅ローン減税(残り8年間)を考慮し、1と2を比較し軽減効果が高い方を教えて下さい。
1.毎年100万円の繰上返済を8年間
2.8年後に800万円を繰上返済
借入時期 :平成24年3月
金利 :0.775%
金利タイプ :変動金利
ローン期間 :35年
借入額 :25,000,000円
毎月返済額 :67980円
ボーナス返済:無し
また、一般的に手元に残しておくべき預貯金額はいくらくらいでしょうか?
家族構成は、夫(公務員)、自分(無職)、4歳児、2歳児の4人家族です。
どうぞよろしくお願いします。
質問投稿先 無料WEB相談
繰り上げ返済と住宅ローン減税 回答者 FP藤本 崇
mamekoroさん こんにちは。
「繰り上げ返済を毎年100万円した方が良いか、住宅減税が終わってから800万円返済した方が良いか」というご質問にお答え致します。
繰上げ返済による住宅ローン減税額と繰り上げ返済による軽減効果は以下の通りです。
<1.100万円を毎年8年間繰上返済した場合>
住宅ローン減税額 約1,200,000円
繰り上げ返済軽減額 約1,580,000円
<合計 約2,780,000円>
<2.ローン減税終了後に800万円を繰上返済>
住宅ローン減税額 約1,480,000円
繰り上げ返済軽減額 約1,430,000円
<合計 約2,910,000円>
上記の通り住宅ローン減税終了後に800万円を繰上返済した方が効果的であると考えられます。
ただ、今後金利が上昇した場合には再検討する必要がでてくることもあるかもしれません。
また、一般的に手元に残しておく預貯金は、生活費の6ヶ月〜12ヶ月といわれています。
これに直近で確実に必要になってくる支出金額などがあれば別途確保しておく必要があると考えられます。
ただしこれはご主人や奥様に万が一のことがあった場合や医療に必要となってくる大きな支出分については保険などでカバーされているということが前提になります。
ライフプランシミュレーションなどで必要補償額など具体的に算出してみると良いと思いますので頑張って検討してみてください。
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